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どうしても作りたかったキッチンウエアたち vol.1

料理家の逸品 プチ計量カップ

家庭用にあるようでなかった 50ml の計量カップ。この計量カップの形状はケーキ工場で仕事をしていた時に使っていたメスシリンダーがヒントだ。 口径が小さい方が正確に計量できる。別の言い方をすれば、口径の大きい計量カップは誤差も大きくなる。お菓子作りの洋酒計量にこの誤差はイタイ。


ある日東急ハンズの実験用品売り場で小さいガラスのビーカーを見つけた。でも毎日の調理には割れそうな感じがした。その上目盛りが見づらい。

あ〜、私の欲しているのは、透明度が高く、酸にもアルカリにも対応する素材で 、mlで測れるのはもちろんのこと大さじ、小さじでも計れる50ml の計量カップだ。小鳥のくちばしのような注ぎ口はあえて作らず、どこから注いでも液だれしない開口部が理想だ。


計量カップ内側の底のカーブは洗いやすい、拭きやすいアングルが良い。そして何よりこだわったのは目盛りのフォントと色。それまで良くあった黒い目盛りは醤油を入れると見づらくなる。

赤いメモリは透明なものなどには良いけれど、赤ワインなどは見づらい。

そこで 2 個1組にし、1 つは赤、もう1つはシルバーにした。これなら完璧!


調味料を計るだけでなく、かわいいからそのままテーブルにも出せてタレ、ドレッシングやシロップ入れに使えたり、小さな花を挿してみたり、液体の薬を飲む人にも便利なはず。

粉辛子なども溶ける。何しろ底の部分がカーブしているから混ぜやすい。

2個組というのもあちこちに使いまわせる。



これがプチ計量カップ誕生のヒストリー。

最後にもう一つ、このプチ計量カップに口いっぱい入れると70ml=約 1/3 カップだ。これも超べんりなのだ。

PS:

数年前ロンドンの1ポンドショップでこんなものを見つけたと言って友人が写真を送ってくれた。

そこにはこのプチ計量カップのそっくりさんが写っていた。思わずニコ。

真似したくなるほど良いんだ、と一人嬉しくなった。

(日本の100円ショップにもそっくりさんがいます。小鳥のくちばし付きですが)





 

料理家の逸品 プチ計量カップ


【商品について】

キッチンで場所をとらず、料理中の小回りのきく、ミニサイズの計量カップ2個セットです。

味の決め手と言っても過言ではない、調理料の計量は手が抜けないポイントです。計量の道具としては計量カップと計量スプーンが基本ですが、50cc用のミニ計量カップは愛用のキッチンアイテム。

液体のml計量に小さじ計量と大さじ計量の目盛りを加えたミニ計量カップ。調味料ごとに下準備しておけば手早く、スムーズに料理ができます。






〜便利なポイント〜

  1. 場所を取らず、小回りのきく少量サイズ

  2. 目盛りは「10ml」と「大さじ1」の2単位表示。

  3. 調味料の色によって見やすいよう、シルバーの目盛りと赤の目盛りのカップのセットです。 お醤油や赤ワインなど、濃い液体にはシルバー、お酒やみりんなど淡い色の液体には赤の目盛りというように使い分けられます。

提案者:脇雅世(料理家) 1977年に渡仏し、10年フランスで料理を学ぶ。ル・コルドンブルーパリ校で料理修業を行う。 帰国後、「ヘルシーで美味しい家庭料理レシピ」を中心に書籍やTVで発表。簡単でおいしいレシピは幅広い年代から支持されている。


【商品の仕様】

材質|材質:本体/メタクリル樹脂(耐熱温度100度)(耐冷温度-30度) 満水容量:70ml

サイズ詳細|本体サイズ:46×46×60mm、容量:各50cc、重量:16g

生産国|日本

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