

ミキサー フープロ ハンディプロセッサー あなたはどれを選びますか?
夏も終盤、ちょっと胃の疲れが出てきた日には冷たいポタージュなどはさらりと口に入っていきます。 いまや冷製のビシソワーズや温かいポタージュを作るのに欠かせないのがブレンダーですが、実はブレンダーや冷蔵庫といった電化製品がない時代にも冷製ポタージュは存在しました 中でもスペインのアンダルシア地方の郷土料理ガスパチョは もともと乳鉢で濾したあと素焼きの陶器に入れ気化熱を利用してスープの温度を下げていたそうです 世の中に電動ミキサーが出始めたある日、某ホテルがミキサーを使ってガスパチョを作ると その舌触りの滑らかさは瞬く間に大評判となり アンダルシア地方の奥さんはクリスマスが来るたびマリア様に「今年こそミキサーが届きますように」と祈ったと言われるほど憧れの家電になります そんなミキサーが日本に入ってきたのは今から1960年代 脇は小学生の頃、母が最新家電だったミキサーで作ってくれたジュースの感動が今も忘れられないといいます 1980年頃フランスで脇はフードプロセッサーと出会いますが それはまだレストランで使われる業務用のもの 今のような家庭用のものが日本