練りがらし
今月のシュウマイに欠かせない練りがらし。皆さんはどんな練りがらしを使っていますか。
からしには洋がらしと和がらしがあり、洋がらしはソーセージなどに付けるマスタードで辛みもまろやかですね。
和がらしはおでん、納豆、からし和えなどに使う、ツーンとした辛みが特色です。
動画の中でもご紹介したように、我が家では粉のからしを溶いた練りがらしを使っています。
手軽に使うならチューブ入りの練りがらしもありますが、どうも辛みがシャキンとしません。
それもそのはず、辛みの成分は揮発性だそうで保存のきくチューブ入りではそれを保つのが難しいのでしょう。
粉からしは手ごろな価格で手に入ります。必要分を小さな入れ物(その昔はぐい飲みなどの小さな器でした)に入れ、ぬるま湯で溶きます。
初めからたくさん湯を入れると辛みが出にくくなるので少しづつ加え、箸ですくえる位の硬さにします。使うまでラップで覆うか、昔は器を逆さにして置いておきました。
ぬるま湯で溶くだけで辛みがつーんと鼻に抜ける練りがらしの出来上がりです。
確かにチューブ入りと比べこのひと手間は面倒かもしれませんが、この辛みは代えがたい!
それに気のせいかチューブ入りのからしを醤油に入れるとふわ―と油分が浮きます。
でも粉を溶くと使う分ぴったりというわけにはいかず、足りなくてまた溶くのも面倒だからと少し多めにいつも溶いてしまします。
そのまま小さな器に入れっぱなしにしておくと、当然翌日はただの黄色いペーストに。
そこで是非やって欲しいのがラップに空気を入れずにぴったり包んで冷蔵庫へ。
辛みの揮発成分が飛ばず2、3日はピリッと辛くいてくれます。
些細なことですが、ツーンと鼻に抜けるこの辛みは食事の良いアクセントになってくれるはずです。
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