ジャム、コンフィチュール
2021年のカリン(マルメロ)のゼリージャム
SNSを見てくれている人にはもうお知らせしたけれどHPはSNSをやらない人でも見れるのだから、こちらにも今年のカリンのゼリージャム便りをすることに。
今年はより深い紅色を求めて、カリン(洋カリン=マルメロ)のジュレを作りました。
煮出したカリンの液体は少し濁った薄い黄色なのに、銅のジャム鍋で砂糖と煮るとだんだんルビー色に変化し、この作業は毎回魔女の夜なべ仕事を連想させてくれます。
きれいな赤をしっかり出す去年からの手法は今年でほぼ確立できたと思います。
作り始めて29年ですが毎年、発見があります。
カリンの持つ自然のペクチンは砂糖だけでトゥルンとしたゼリー状になるんですよ。ヨーグルトやフレッシュチーズに添えたり、喉の痛い時には大いに役に立ちます。
出来立てはただの甘い砂糖ジュレ。1、2ヶ月経つと、甘さとカリンの香りが融和します。
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